天文学的確率で出会う精子と卵子

射精後、膣から子宮内にたどりつく精子の数は、総勢2億~4億個。「卵管采」で待つ卵子を目指して熾烈なレースを繰り広げます。
卵管へたどり着く精子は約5000個、その先の卵管膨大部へはたったの500個。一番乗りを争い、精子たちは残された最後の力をふりしぼって、卵子のもとへ押し寄せます。
受精とは、精子と卵子が結びつき、生命のもとである受精卵という、ひとつの細胞となることです。射精で放出された中から、数億分の1の確率で卵巣にトップ到着した精子と、月経周期ごとに1回、卵巣から排卵された卵子。精子は数日、卵子は24時間未満という、与えられた短い生存期間の中で出会い、受精卵が誕生するのです。受精卵は受精直後から猛烈な勢いで細胞分裂を繰り返しながら移動し、これから育つべき場所(子宮内膜)に到着、妊娠が成立します。

パパ、ママと赤ちゃんの出会いもまさに運命的!

もしも他の精子と受精していたら?精子がたどりつく前に卵子が息絶えてしまっていたら?たとえ基礎体温を測り、排卵日をある程度予測したうえで精子と卵子の出会いのチャンスを作ったとしても、ほんの一瞬、どこかで何かのタイミングがズレていたら、今おなかの中ですくすくと育ち始めた赤ちゃんは、存在していなかったかもしれないのです。

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