夜中の寝苦しさ解消法

夜中に寝苦しくて何度も目が覚めてしまうという場合、一番大きい原因は、寝る姿勢にあることが多いでしょう。あおむけに寝ると、重くなった子宮が背骨のすぐ右わきを走っている太い下大静脈を圧迫し、血流が滞って息苦しくなってしまうのです。動脈血は心臓から送り込まれる血流で勢いがあり、少々圧迫されても大丈夫。しかし、静脈血は体の末端から戻ってくる勢いの弱い血流のため、圧迫の影響を受けやすいのです。苦しくなったら、まずはよつんばいの姿勢になってみましょう。そして、体の左を下にした横向きで寝ると、だいぶラクなはずです。上になる足を軽く曲げるとさらにラク。この姿勢を、シムスの体位といいます。そのほか、クッションなどを使って上体を30度くらい起こしたセミファーラーの体位という姿勢も、おなかが大きくなってきた妊婦さんにおすすめです。
トイレが近くなって夜中に起きるというのも、大きなおなかのせい。膀胱が圧迫され、容量が小さくなっているのです。塩分を摂り過ぎていなければ、水分を制限する必要はありません。めんどうでも、がまんせずにトイレに行きましょう。
怖い夢をよく見るようになって、目が覚めてしまうという人も。寝苦しさのせいもあるのでしょうが、お産や育児への漠然とした不安が原因のこともあります。先輩ママや実家のお母さんなどから安心できるお話を聞かせてもらうなどして、出産が楽しみになるようなイメージトレーニングをしてみましょう。

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