胎芽から胎児へ。姿も人間らしくなる

医学的には7週までの赤ちゃんを胎芽というのですが、8週になると胎児と呼ぶようになります。エラや尾は消え、姿その呼び名にふさわしく変化していきます。まずは、哺乳類らしく、そしていよいよ、人間の赤ちゃんらしくなっていくのです。
引き続き機関の形成が続き、赤ちゃんは大忙し。11週の終わりまでに、すべての器官の基礎がほぼ完成します。また、このころまでには超音波検査で心臓の拍動が確認され、流産の可能性が小さくなり、一安心。初期の流産は、一度も心拍動が確認されないまま起こることがほとんどなのです。

ママから栄養をもらい、羊水の海で元気に海水浴

まだ小さいので、栄養は少しでOK。卵黄農という栄養袋からちょっとずつ補給していますが、この時期の途中から、妊娠中は徐々にへその緒を通してママから栄養と酸素をもらうようになります。人間らしくなった体でピコピコ動いたり、お魚が水の中で飛び上がるようにスーと動いたり。子宮の壁にぶつかっても、残念ながらママはまだ気づきません。羊水をごっくんと飲んでおしっことして出すこともできるようになりますが、これは産まれてからおっぱいを飲む練習であるとともに、腎臓や膀胱が働くようになったことを示すものです。

命のしるし、心臓の動きを見逃さないで

ほぼ2頭身の小さな体の中で、一番星のようにチカチカとまたたいているのが心拍動です。プリントアウトしてもらった紙では分からないので、超音波検査中に見てください。超音波ドプラーという器械で聞かせてもらえることもあるでしょう。生命の力強さに感動しますよ。
心拍動の確認は、医学的にも重要なこと。赤ちゃん側に原因のあることがほとんどの初期の流産の心配が、非常に高い確率で解消できることがわかっているからです。

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