さかごと判断されたとき

さかごは「逆子」と書くように、本来は赤ちゃんの頭が下になっていて、一番先に出てくるはずのものが、頭が上、または斜め上になっていて、足やお尻などから出てくるものをいいます。お尻から出てくるのを単臀位、ひざを抱えて座ったような形で出てくるのを複臀位、両足から出てくるものを全足位、片足から出てくるのを不全足位、ひざから出てくるのを膝位といいます。赤ちゃんは頭が一番大きいので、頭さえ出てしまえば、あとはするっと楽に産まれてしまいます。さかごの場合は、頭があとになるので、つかえてしまい、なかなか出ることができません。そのため、脳が圧迫されてさまざまな障害を引き起こす危険があります。へその緒が産道と頭のあいだに挟まれ、赤ちゃんが窒息死することも、まれにあります。妊娠中期には半数近くの赤ちゃんがさかごです。この時期には、まだ赤ちゃんも小さく、羊水のなかに浮かんでいる状態なので、さかごであることは問題になりません。妊娠8カ月では14%くらいいになり、実際にさかごで産まれる赤ちゃんは5%くらいです。ほとんどの赤ちゃんは自然に、正常な頭位になるわけで、妊娠後期にさかごと診断されたからといって、不安になる必要はありません。もし8カ月後半になってもさかごのままなら、無理のない範囲でさかごを直す方法を試みてください。

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