痔の予防は、便秘を防ぐのがいちばん!

痔の最大の原因は便秘です。かたい便を無理に出そうとしていきんだときに、静脈がうっ血してこぶができたりする「いぼ痔」、肛門の周囲の粘膜が傷ついて出血する「切れ痔」になることもあります。妊娠中は、骨盤の中の血液循環が子宮に圧迫されて悪くなっています。骨盤の真下にある肛門の周りは、特にうっ血しやすいので、ちょっとしたことで痔になりやすいのです。
ですから、痔の予防には、便秘にならないような生活を心がけるのが早道。シャワートイレなどで肛門周囲を清潔に保ち、入浴中はマッサージをして血行を促すようにしましょう。ひどく悪化しなければ、産後には自然に治ってしまう人が多いものです。
市販されている便秘薬を飲んでも、赤ちゃんに直接影響を与えるようなことはありません。便秘がひどくなる前に作用の穏やかな薬を使うと、痔の予防にもなります。ただし、下痢を起こすようなら使用を中止してください。4日に一度でも、おなかが張ったり痛くなるという不快感がなく、排便もスムーズなら、問題はありません。排便間隔がこれより短くても、便がかたくて排便が困難なら、妊娠中の食生活や生活リズムを見直してみましょう。妊娠中に痔の手術をすることはまれです。手術が必要な場合でも、大きな手術は避けて、固まった血を部分的に摘出するような手術になります。妊娠中は症状をやわらげる治療を中心にして、本格的な手術は産後に。

Similar Posts