子宮の形によっては妊娠・出産が可能

ふだん本人が子宮の形態異常に気づくことはなく、産婦人科を受診してわかることが多いようです。その形はさまざまですが、いずれも妊娠は可能です。ただ心配なのは流産や早産しやすいこと。また逆子や、帝王切開になることも多くなります。妊娠中は流・早産に気をつけて、できるだけ安静にしましょう。子宮頸管縫縮術をすることも可能ですので、医師に相談するとよいでしょう。
妊娠初期にホルモンの影響で卵巣に水がたまり、卵巣が腫れることがあります。これは黄体嚢胞(ルテイン嚢胞)といい、妊娠15週ごろになると消えます。ただ卵巣が5cm以上になると茎捻転(卵巣の根元がねじれる)を起こすことがあり、激痛が起こるので、その場合は手術して取る必要があります。もうひとつ、卵巣が腫れる原因に、卵巣腫瘍があります。しかし、黄体胞嚢か卵巣腫瘍かは、超音波で見ただけではわかりません。15週まで様子をみて、小さくならないときは卵巣腫瘍を疑います。卵巣腫瘍には悪性と良性があり、充実性腫瘍といわれるものの多くは悪性です。卵巣嚢腫は卵巣のなかに何かがたまる病気で、多くは良性です。悪性か良性かはMRI(磁気共鳴画像診断)である程度判断できますが、最終的には手術をして組織を取ってみなければわかりません。妊娠中に手術が必要な卵巣の腫れは1%弱。悪性かどうかわからないものは、様子をみることが多いようです。

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