この時期は食べられるものを食べて

妊娠5~6週のころになると、ムカムカ吐き気がしたり、食欲がなくなったり、食べ物の好みが変わったりしてきます。それがつわりですが、出方はさまざまで、他にだるい、頭が痛い、眠い、イライラするなどの症状もつわりと考えられます。妊婦さんの50~80%が経験しますが、なかにはつわりがない人もいます。一般には胎盤が完成する14週過ぎには治まりますが、なかには長引く人もいます。妊娠初期はhCGというホルモンが胎盤から大量に分泌されるため、つわりが起こるという説があります。急激なホルモンバランスの変化に脳の働きが適応できず、つわりの症状が起こるというものです。この説によれば、つわりの吐き気は脳の働きによるもの。胃薬は効きません。
つわりが起こる時期の赤ちゃんの大きさは、大人の小指の先くらい。赤ちゃんに必要な栄養もほんのわずかです。ほとんど食べられず、体重が2~3kg減っても、急激に減ったのでなければ、心配する必要はありません。食べられるものを食べればいいと考えましょう。水分だけは十分にとってください。ただし、水分も受け付けずに脱水症状を起こしたり、急激に体重が減るのは要注意です。こうした症状は妊娠悪阻と呼ばれ、入院が必要になります。つらいときは、食事づくりを夫に頼んだり、外食したり、手抜き家事に徹していいでしょう。

Similar Posts